こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、フィシオエナジェティック検査で、目の奥が痛いという患者様を調べるとナイアシン(ビタミンB3)不足が問題の原因のひとつであるケースがありました。
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目の奥の痛みは、片頭痛の症状の一種とも言われています。
片頭痛の原因がナイアシン不足だったということですね。
今日はナイアシン(ビタミンB3)の作用について説明します。
ビタミンB3(ナイアシン、ニコチン酸)
ビタミンB3(ナイアシン、ニコチン酸)は、下記のような役割があります。
- 皮膚の機能を正常に保つ
- 糖質・脂質・たんぱく質の代謝に役立つ
- コレステロールと中性脂肪を減らす
- 神経の健康と脳の機能(神経伝達物質の合成)
- 血管コントロール(片頭痛の予防と緩和、血液循環を良くし、血圧を下げる、メニエール症状の緩和)
- 400種以上の酸化還元に関する酵素を活性化
- 性ホルモンの合成(他コルチゾール・チロキシン・インスリンの合成)
ナイアシン(ビタミンB3)が不足すると
ナイアシン(ビタミンB3)が不足するとこんな症状の原因になります。
- 口内炎
- 口角炎
- 舌炎
- 下痢、便秘、腸炎
- 胃酸の分泌低下
- ガス
- 不眠
- 抑鬱
- 頭痛(片頭痛(目の奥の痛み、群発頭痛など)
- めまい、ふらつき
- 記憶障害、ノイローゼ
- 抑うつ症状(セロトニン不足)
- 疲労感、倦怠感
- 蓄膿
- 口臭
- 関節炎
- 通風
- 低血糖症
- 成長障害
- 皮膚炎(日光過敏)
ナイアシン(ビタミンB3)を多く含む食品
ナイアシン(ビタミンB3)を多く含む食品としては、
- 魚
- 肉
- レバー
- 豆
- アボカド
等です。
ナイアシン(ビタミンB3)不足の原因
ナイアシン(ビタミンB3)不足の原因としては、
- 栄養不足 ⇒ 腸内でトリプトファンから合成される(ビタミンB1・B2・B6が必要)。
- アルコールで消費される
- 炭水化物(糖質)の代謝で使用される
- エストロゲンの代謝で使用される
- 睡眠薬の摂取
- 胃酸不足には注意(制酸剤、亜鉛不足、ストレスなど)
- 水溶性なので毎日補充が必用
ナイアシンサプリメント
ナイアシンはナイアシンアミドという形で摂ることにより、ナイアシンフラッシュという副作用を抑えることができます。
眼の奥の痛みの原因はナイアシン不足だけではなくさまざまです。原因不明の目の奥の痛みでお悩みの方、是非ご相談ください。