こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は、胃酸についてのお話しです。
まずは、胃酸についてわかりやすく説明されたYouTube動画をご紹介します。
胃酸は思春期がピーク、胃酸過多は子どもに多いはず!?
胃酸の分泌量は思春期が一番多くなり、その後は右肩下がりに減ってきます。
ということは胃酸過多は思春期の子どもに多いはず…
胃酸不足は高齢者に多いはず…
でも…胃酸を抑える制酸剤を飲んでいるのは大人がほとんどです。
どういうことでしょうか?
以下の内容は、私のフィシオエナジェティック検査での臨床での個人的意見です。科学的に証明されているわけではありません。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
逆流性食道炎になる人は胃酸過多ではなく胃酸不足です
結論を言うと、胃酸過多になると胃の一番上の噴門(食道裂孔)が締まります。
胃酸過多になると食べ物が胃に入らなくなり、戻ってきます(嘔吐)。
これは、車酔いの状態です。
この場合、胃薬を飲むと改善するかもしれません。
胃酸が減ると胃の一番上のフタである噴門(食道裂孔)が開きます。
胃の一番上のフタがオープンになると、胃酸が上がってきます。
これは逆流性食道炎の状態です。
この場合、胃薬を飲むと一時的には上がってくる胃酸がゼロになるので症状はましになりますが、根本的には悪化します。
本来、噴門がオープンになるのは食べ物が入ってくるときだけです。
胃酸分泌と噴門が締まるのが同じ神経経路がコントロールしているのではないかと思っています。
胃酸を減らすとさらに消化不良がひどくなり逆流性食道炎が悪化します
制酸剤により胃酸を減らすとさらに消化不良がひどくなりガスが大量に発生し、そのガスが噴門を押し上げオープンにしてしまい逆流性食道炎やゲップが悪化します。
このことを考えると、大人は制酸剤を飲むべきではないですね。