こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
今日は個人的な話です。
先日『手塚治虫 ブラック・ジャック展(美術館「えき」KYOTO)』にいってきました。
注)ブラックジャック展は終了してます。
漫画ブラックジャックは何回も繰り返し読んでいるので、ほぼすべての内容を覚えています。
漫画家であり哲学者ともいえる手塚治虫氏が、医学について、お金について、そして命について、死について、考え尽くしたマンガ。
時々、考えすぎてこじらせた感じも好き。
約50年前に安楽死(尊厳死)を題材にしてるのはすごい。
何かの正解を出しているわけではなく「考えろ!」って事。
思考停止して見てみぬふりをし続け、議論すらほとんどしない現代の日本。
私自身、尊厳死(安楽死)は駄目だと思っています。自分の命は自分だけのものでは無いと思うからです。
思考停止してはいけない、というメッセージが詰まった名作。
医療者や治療家は「治してあげる」とか「治してあげなきや」と、勘違いします
私の好きな本間先生の名言
『これだけは きみも
キモにめいじておきたまえ。
医者は人をなおすんじゃない。
人をなおす手伝いをするだけだ。
なおすのは・・・本人なんだ。
本人の気力なんだぞ!』
『人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね』
時々、医療者や治療家は「治してあげる」とか「治してあげなきや」と、勘違いします。
治すのはクライアント様の自己治癒力。
自己治癒力を引き出すい手伝いをするだけ。
応援するだけ。
もちろんクライアント様を治すために全力で勉強し全身全霊かけて治療するのですが、あくまでお手伝いをするだけ。
我々には傷ひとつ治せませんから。