こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、このような記事を見つけました。
『今回、この乳化剤が心血管系疾患の危険性を高めている可能性が明らかになりました。英国医学雑誌(BMJ)に9月6日付で掲載された、ソルボンヌ・パリ・ノール大学(フランス)のLaury Sellem氏たちによる論文を紹介します』
https://creators.yahoo.co.jp/kurosawakei/0100581087 より引用
乳化剤が心血管系疾患の危険性を高めている?
乳化剤が心血管系疾患の危険性を高めているんでしょうか?
まずは乳化剤についてChatGPTで調べてみました。
■乳化剤とは?
ChatGPT
乳化剤(にゅうかざい、英: emulsifier)は、液体の中において、互いに混ざりにくい油と水を混ぜ合わせるための化学物質または物質のことを指します。乳化剤は、エマルジョンと呼ばれる不均一な混合物を安定させ、油と水を均一に分散させる役割を果たします。乳化剤は食品工業、薬品工業、化粧品工業などさまざまな分野で広く使用されています。
主な乳化剤の例には、以下のようなものがあります:
界面活性剤(サーファクタント): このカテゴリには、食品の乳化剤としてよく使われるレシチンや、化粧品などで見られるポリソルベートなどが含まれます。これらの化合物は、油と水の界面で相互作用し、油滴を安定化させ、均一に分散させます。
食品添加物: 食品業界では、乳化剤としてモノ-およびジグリセリド脂肪酸エステル(例:モノ-およびジグリセリドオレイン酸エステル)、ソルビタン脂肪酸エステル、ステアリン酸リン脂質などが使用されます。これらは食品のテクスチャや口当たりを改善し、製品の品質を向上させるのに役立ちます。
医薬品および化粧品: 医薬品や化粧品の製造においても、乳化剤はクリーム、ローション、オイルベースの薬剤、化粧品などの調合に使用され、製品の均一性を保ちます。
乳化剤は、油と水が分離するのを防ぎ、製品の安定性を高める役割を果たすため、多くの工業プロセスで不可欠な成分です。食品業界では、サラダドレッシング、マヨネーズ、アイスクリーム、チョコレートなどの製品によく見られる乳化剤の使用例があります。
簡単に言うと乳化剤は水と油を混ぜるものです。
乳化剤が何故ダメなのでしょうか?
乳化剤はこのような食品に含まれます。
『水と油のように本来混ざらない物質を分離させないために用いられます。食品における用途は広く、アイスクリームなどの乳製品、マーガリンなどの加工油脂、パ ン、ケーキなどのベーカリー食 品、チューインガム、チョコレートなどの菓子、さらに飲料や麺、豆腐など、さまざまな食品に使われています。https://creators.yahoo.co.jp/kurosawakei/0100581087 より引用』
本当に乳化剤が原因なのでしょうか?
『もちろんこの結果だけで「乳化剤が心血管疾患を増やしている」と断言はできません。乳化剤を含む食品をよく食べる人たちに共通する「別の何か」が、心血管疾患増加の原因になっている可能性もあるからです。https://creators.yahoo.co.jp/kurosawakei/0100581087 より引用』
私は3つの可能性があると思っています。
- 乳化剤そのものの影響
- 乳化剤により脂質が変性する
- 乳化剤とセットになるトランス脂肪酸を含む植物性油脂の影響
『その結果、乳化剤、特に「セルロース」や「モノグリセリド」「グリセリン脂肪酸エステル」を平均よりも一定以上(1標準偏差)多く摂種すると、心血管系疾患を起こすリスクが有意に上昇していました。
有意:統計学的に「偶然ではなく」の意。
この観察において「セルロース」は「ケーキ、ビスケット」からの摂取が最も多く(43%)、その次は「イモ加工品」(20%)でした。「モノグリセリド」と「グリセリン脂肪酸エステル」はマヨネーズなどの「油入りソース」(23%)、そして「ケーキ、ビスケット」(22%)からの摂取が多く見れらました。ソースを除けば「おやつ系」が多い印象でしょうか?https://creators.yahoo.co.jp/kurosawakei/0100581087 より引用』
上記の食品に含まれる共通点は乳化剤かトランス脂肪酸であると思われます。
トランス脂肪酸はアメリカで心臓病を増やすということで禁止になったものです。
もしかしたら乳化剤ではなくトランス脂肪酸が原因かもしれませんね。