こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、こんな記事を見つけました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191012-00010004-jisin-ent
若干、言葉足らずの部分もあると思いますが、私は梅沢冨美男さんの意見に100%同意します。
ちなみに私はいじめられた経験があります。
梅沢冨美男さんが言っていることは「目には目を歯には歯を」ということではありません。
決していじめる人が悪くないといっているわけではありません。
いじめている側が100%悪く、いじめられている側が100%悪くありません。
でも、原因はどちら側にもあるんです。
梅沢冨美男さんは、本当の意味でいじめられている人の側に立って真剣に考えているんです。
いじめる人が悪いに決まってます。でも原因はいじめられるほうにもあります
いじめの問題の根本にある問題は「私が正しくて相手が悪い。だから相手が変わらないといけない」なんだと思います。
逆に言うと、「人は変えられないけど自分は変えられる」、というのが真理なんです。
いじめはもちろん悪いことです。
でも、それでいじめている側の人を責めたって変わらないんです。
このケースであれば学校を辞めるか、自分がその環境で変わっていくかしかないんです。
いじめが認められたって、いじめられた人は「人は変えられる」と勘違いしてしまいますから、その後の人生生きづらくなるだけです。
いじめられる側の心理にはには「私が正しくて相手が悪い。だから相手が変わらないといけない」という意識があるんです。
「自分は変わる必要がない」と思っているんです。
私がそうでした。
相手が悪いのになんで私が変わらなあかんねん、とずっと思っていました。
でもそれでは、何も変わらないんです。
何も暴力で返せ、ということではありません。
相手を変えることはできないから、自分がいじめられないようにか工夫するしかないんです。
いじめられる人の根底には「私が正しくて相手が悪い。だから相手が変わらないといけない」という意識がありますから、変えられないんです。
梅沢冨美男さんが言いたいことは、そういうことなんです。
このままでは、いじめられている先生は復帰したところで今度は生徒にいじめられるかもしれません。
逃げてはだめなんです。自分を変えるしかないんです。
世の中にある「逃げてもいいんだよ」という考えはとても危険です。
意味を勘違いすると「私が正しくて相手が悪い。だから相手が変わらないといけない」という意識を強化することになるのです。
いじめている人の問題
梅沢冨美男さんを責めている人は、いじめている側の人間と同じです。
いじめている側にも「私が正しくて相手が悪い。だから相手が変わらないといけない」という意識があります。
いじめられている人と同じですね。
いじめられている人が他の人をいじめる、ということもあると思います。
私はいじめられたほうだと思っていますが、気づかぬうちに人をいじめていた可能性もあるのです。
最後に
何回も言いますが、いじめる人が悪いに決まってます。でも原因はお互いにあるのです。
いじめをなくそうと思ったら、いじめている人を責めるだけではだめなんです。
「人は変えられないけど自分は変えられる」ということを皆が理解しないといけません。