こんにちは。大阪府池田市の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
本日は豊中市よりお越しの、網膜剥離による視力低下でお悩みの患者様です。
網膜剥離による視力低下でお悩み/豊中市より来院
網膜剥離の症状としては、
- 視力低下
でした。
フィシオエナジェティック検査で、網膜剥離による視力低下などの原因を調べると、
- カルシウム不耐性(カルシウム過剰)
- マグネシウム不足
- ビタミンD不足 ⇒ カルシウムが血液に流れ出す一因
⇒ ビタミンDについて詳しくはこちら
でした。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくこちら
10年以上カルシウムのサプリメントを飲み続けていたようです。
カルシウムについて
カルシウムは体内で非常に多いミネラルですが、99%が骨や歯に存在しており、残り1%が血液などに存在しています。
カルシウムが骨や歯以外に大量に存在すると、石灰化の原因になります。
カルシウムの役割
カルシウムは、骨に蓄積するのでほとんど不足することがない栄養素です。
- 筋肉の収縮
- 神経での情報伝達
など。
カルシウム過剰摂取の害
カルシウム過剰摂取は大きな問題を引き起こすことがあります。
- 高カルシウム血症
- 組織の石灰化(動脈硬化や関節に影響、など)
- 便秘
- 心臓疾患
海外では、カルシウムサプリメントは心臓疾患の原因になるということで、マグネシウムと同時に摂取することが推奨されています。
カルシウムはマグネシウムと同時に摂取するとカルシウムの害は防ぐことができます。
カルシウムとマグネシウムのバランス
カルシウムのサプリメントを摂取していなくても、日本人の平均的な食事をすると、マグネシウムが不足しカルシウムが多すぎる傾向があります。
カルシウムが多くなりやすい一番の原因としては乳製品です。
乳製品を摂る国の方が骨粗鬆症になりやすいのは、カルシウムが多すぎてマグネシウムが少ないからという説もあります。
マグネシウムが不足するとカルシウムが骨におられなくなり、石灰化の原因になるのです。
マグネシウムもカルシウムも食べ物から摂らないといけない、必須ミネラルです。必須ミネラルは約13種類ありますが、必要量でいうと一般的には、一番多いのがリンで1000mg、2番目がカルシウムで650mg、3番目がマグネシウムで370mgです
この中でも、マグネシウムは生体内で300種類以上の酵素反応に関係しています。
不足すると疲れやすくなったり、何となく身体がだるい などの症状も身体の中で生化学反応が円滑に進まないことによると考えられます。
このように関連する酵素の多さからも、身体の機能を維持するために大切な必須ミネラルであることがわかります。
カルシウムはある意味、不足しづらい栄養素です。
ですのでカルシウムとマグネシウムのバランスで大事なのはマグネシウムの摂取です。
マグネシウムの働き
マグネシウムの働きとしては、
- 筋肉の動きを調整(弛緩させる)
- 神経の興奮を鎮める
- 骨の形成を助ける
- 糖代謝
- 肝臓での解毒酵素の働きを高める
- 悪玉コレステロールを減らす
- 中性脂肪を減らす。
などがあります。
マグネシウムが不足すると
マグネシウムが不足すると、
- マグネシウムは特にカルシウムと密接な関わりを持っています。 この2つのミネラルは互いに作用しあって、神経や筋肉に影響を与えています。筋肉の収縮は筋肉細胞の中にカルシウムが入ることによって起こります。 マグネシウムはその筋肉細胞に入るカルシウム量の調整を行います。マグネシウムが不足してカルシウムの調節がうまくいかないと筋肉の収縮がスムーズにいかず、痙攣やふるえ、足のつり、こむら返りなどの原因になります。心臓の筋肉で痙攣が起きると狭心症や不整脈、心不全の原因になります。
- マグネシウムが不足すると、骨にあるはずのカルシウムが骨以外の細胞に影響します。細胞内に水を吸い込んだ状態になり、顔や手足のむくみとして現れます。
- マグネシウムが不足すると骨にカルシウムがおれなくなり、骨にあるはずのカルシウムが血管に沈着し血管が収縮します。いわゆる動脈硬化の状態で血行不良の原因となります。心臓付近の血管に沈着すれば「心筋梗塞」、脳の血管に沈着すれば「脳梗塞」の原因になります。
- マグネシウムは骨を正常に代謝させる働きがあり、これが不足すると骨を正常な状態で作る事が出来ず、骨がもろくなってしまいます。 骨粗しょう症の予防にはマグネシウムの摂取が欠かせません。またマグネシウムは骨の土台であるコラーゲンの材料にもなります。
- 大腸を動かす筋肉にも影響しますので、便秘の原因になります。酸化マグネシウムは便秘薬に使われます。
- 脳の神経伝達物質に影響し、精神症状がでる場合があります。
- 慢性疲労の原因になります(特に副腎機能に影響します)
- 血管が収縮するので、片頭痛の原因になったり、冷え性の原因になります。
- 糖尿病や肥満の原因になります。
- 高血圧の原因になります(マグネシウムは天然のカルシウム拮抗薬です)。
- 胆石や腎臓結石、尿路結石などの原因になります。
- 筋膜にカルシウムが流入するとぎっくり腰や寝違いの原因になります。
- 網膜など眼の病気の原因になります(血管障害)
等が起こる可能性があります。
マグネシウムの補給について
マグネシウムはカルシウムと関係の深いミネラルで、この両ミネラルを一定の比率で摂取する事が大切です。
理想的な比率はカルシウム2に対しマグネシウム1です。
この根拠の一つは、1日の必要量がカルシウムで650mg マグネシウムは370mg、この比率が約2:1なのです。
乳製品の摂取量が多い米国や北欧ではカルシウムとマグネシウムの摂取比率が3:1から4:1と高く、これらの地域では、心臓疾患による死亡率が高いことが報告されています。
日本の場合は、土に含まれるマグネシウム分が少なく、カルシウムが多いと言われています。
そうすると、野菜にマグネシウムがもともと少ない、飲料水にマグネシウムが少なく、カルシウムが多いということになるのです。
マグネシウムは特にたくさん消費されやすいことを考えると、カルシウムとマグネシウムは1対1がベストだと思います。
マグネシウムを大量に消費するものとして
マグネシウムを大量に消費するものとは、は、
- コーヒーなどのカフェイン飲料
- 薬剤
- 白砂糖
- アルコール
- ストレス(運動・精神的ストレス、睡眠不足)
などがあります。
また、野菜に含まれているマグネシウムの量が50年前の約半分であるということや、日本の飲料水にはカルシウムが多いということを考えるとかなり意識して摂らないといけません。
マグネシウムの多い食べ物としては
マグネシウムの多い食べ物としては、
- 自然塩
- 魚介類
- 海草
- ナッツ類
などです。
マグネシウムサプリメント
※上記のサプリメントは合わない方もおられますので、自己判断での長期摂取は注意してください。
網膜剥離による視力低下に対して当院でできること
当院のフィシオエナジェティックは、クライアント様、お一人、お一人の身体の声を聴き、網膜剥離による視力低下の根本原因を探ります。
網膜剥離による視力低下の原因はさまざまです。
- 構造的問題(骨格の歪み、筋肉、筋膜、靭帯、椎間板など)
- 化学的問題(栄養の問題、感染症、毒素、アレルギーなど)
- 精神心理的問題(ストレス、感情、トラウマなど)
- 情報伝達の問題(経絡の流れ、電磁波、土地のストレス、瘢痕組織など)
- オーラ、チャクラなどエネルギー的問題
これらの問題を取り除くオーダーメイド治療をしています。
フィシオエナジェティックコースでは、網膜剥離による視力低下に対して必要な治療法、必要なハーブや栄養素をどのくらいの期間どのくらいの量摂取するといいのかを調べます。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくこちら
網膜剥離による視力低下の原因はカルシウムかもしれません。原因不明の網膜剥離による視力低下でお悩みの方、お気軽にご相談ください。