こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日、このような記事を見つけました。
『カビにも発酵菌にもなる糸状菌、抗生物質を生み出す放線菌、人類と菌類の関係を考える』
『人類は、カビや放線菌を使い、医薬品や食品などに活用してきた。だが、これらの菌類が作り出す物質には、メリットとデメリットの両面があることを忘れてはならない。』
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20240327-01713108 より引用
発酵食品が身体に良いというのは半分嘘
発酵食品が身体に良いというのは半分嘘です。
結論から先に言うと、塩漬け乳酸菌発酵は○だが、真菌(カビ)や酵母(イースト)で発酵したものは△か×。
カビ類の発酵食品は△か×なんです。
カビ類の発酵食品は△か×なのには理由があります。
カビ毒問題
まずカビ毒の問題があります。
命に関わるようなカビ毒もあるので要注意なんです。
『カビ毒とは
例えば、糸状菌が二次的に作り出すカビ毒(マイコトキシン、真菌毒)だ。カビ毒には数百種類があり、厚生労働省はデオキシニバレノール(トリコテセン系カビ毒、コムギなど)、パツリン(リンゴ果汁など)、アフラトキシン類(穀類、ナッツ、牛乳、チーズ、豆など)、シトリニン(米、穀類、ブドウなど)などで規制値を設定している。』
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20240327-01713108 より引用
カビ類発酵のメリット
カビ類は日本でも発酵に使われてきました。
アルコールを作るなどのメリットもありますがそれだけではありません。
カビ類発酵のメリットはあく抜き・毒抜きなんです。
大豆や小麦には微量の毒があるので、カビで発酵させることによりカビ毒は増えるが植物毒が減るというメリットがあります。