こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
ボディートーク療法には一般環境と言う項目があります。
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周りの環境が与える影響が原因だ、と訴える人は多いですよね。
「嫌な上司がいて・・・」
「親ガチャに外れた・・・」
「ブラック企業で・・・」
それって本当に環境が原因でしょうか?
一般環境とは?
一般環境とは、外部環境要因に対する影響の問題です。
これは勘違いされることも多いですが、外部環境要因を変えるわけではなく、環境要因に対する自分の影響や反応を変えるということです。
例えば、嫌な上司の影響によるストレスにより、胃の調子が悪いとします。
この場合、嫌な上司を変えるわけではありません。嫌な上司に対する自分の影響を変える、自分を強くするということです。
環境に対する自分の反応を変えるだけであって、環境は変わりません。
もしかしたら、
- 周りの環境を色眼鏡で見ているのかもしれせん。その場合、色眼鏡を外せば見える環境は変わります。
- HPA軸(視床下部ー脳下垂体ー副腎皮質)のストレス対応機能の問題があり、ストレスに弱くなっているのかもしれません。
- 「自分は正しい。周りの人が間違っている」という信念システムがあると、自分は悪いと責めつつも、今の原因を自分の外に求めている状態になります。結局、自分の中に原因があることを受け入れられないことになるのです。
- 例えば「頑張れば報われる」という信念システムがあったり、「自分が正しい」という信念システムがあると、頑張っているのに評価されないという感情が生まれたり、「相手が悪い」という感情が生まれます。
こんなことかもしれません。
「私はこんなに頑張っているのに・・・」というのは、相手や環境を変えようとしているということで、相手や環境を変えようとすると「怒り」が生まれます。
「職場の環境さえ変われば楽になるはずです」こうおっしゃる方は多いですが、現実は職場を変えても変わりません。職場が変わっても同じように嫌な上司が現れます。何故でしょうか?
嫌な上司を自分自身の色眼鏡が作っているんだ、ということに気付かないといけません。
現実の環境は、自身の意識が作っているのです。