こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日このような研究記事を見つけました。
『ヒト腸内細菌の一種であるAkkermansia muciniphila(アッカーマンシア・ムシニフィラ)の体内流入がToll様受容体及びIL-1 を介して、脾臓における髄外造血を引き起こすことを発見しました。本研究成果は、髄外造血や自己免疫疾患の理解とこれらに対する新規治療法の開発に繋がることが期待されます。』
https://research-er.jp/articles/view/128434 より引用
腸内細菌が髄外造血や自己免疫疾患の原因になる?
体外にいると善玉菌だとしても、体内に入った途端に敵になるんです。
皮膚や粘膜は最近の体内流入を防いでいるのですが、小腸は栄養を吸収しながら細菌はガードするという超高度な事をしているのです。
悪玉菌が増えたりアレルギーによって小腸粘膜が荒れたりすると、そこから栄養だけではなく細菌が入ってきてしまうのです。
入ってきた最近は免疫が反応するのですが、ひっきりなしに入ってくる細菌に対して対抗するのは至難の業。
髄外造血や自己免疫疾患につながるだけではなく、動脈硬化の原因にもなります。
髄外造血とは?
髄外造血についてはChatGPTに聞いてみました。
「髄外造血」とは、通常、骨髄以外の部位で血液細胞が生成される状態を指します。通常、健康な人々では、造血は主に骨髄で行われますが、一部の状況では他の臓器や組織でも血液細胞が生成されることがあります。
髄外造血が必要になる主な状況は、骨髄が損傷を受け、正常な造血が行えなくなる場合です。これは、病気、放射線療法、化学療法などが原因で起こることがあります。また、一部の病気や障害によっても髄外造血が促進されることがあります。
髄外造血は、通常、肝臓や脾臓などの臓器で発生することがあります。これらの臓器は、髄外造血によって追加の血液細胞を生成することができますが、これは通常、骨髄で行われる造血よりも制限された範囲で行われることがあります。
髄外造血が問題を引き起こす場合、医療の介入が必要となり、適切な治療が行われることが重要です。これには、輸血や造血幹細胞移植などが含まれることがあります。髄外造血は、特に血液疾患やがん治療の一環として考慮されることがあります。