こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅のホリスティック療法治療院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
口が渇く患者様をホリスティックキネシオロジー(フィシオエナジェティック)検査で原因調べると、コリン不足でした。
⇒ フィシオエナジェティックについて詳しくはこちら
もちろん口が渇くドライマウスの原因はコリン不足だけではありませんが、本日はコリンについて説明します。
コリンの役割
コリンは水溶性のビタミン作用物質で、ビタミンBの一種と考えられています。
- イノシトールとともに働き脂肪とコレステロールを体が使えるようにする
- 細胞膜(リン脂質)の材料であるフォスファチジルコリンの生成
- レシチンの材料(肝臓での脂質代謝や神経伝達物質であるアセチルコリンの材料、コリンはイノシトールと結合して「レシチン」というリン脂質を生成します)
- アセチルコリンの材料(記憶力、副交感神経のコントロール)⇒ アセチルコリンについて詳しくはこちら
- 肝臓の解毒機能を助ける
- 鎮静効果
- アルツハイマー治療の助けになる
など。
コリンが不足すると・・・
コリンが不足すると、
- 肝硬変
- 脂肪肝
- 動脈硬化
- 神経伝達物質アセチルコリンの減少
などがあります。
アセチルコリン低下による症状
アセチルコリン低下による症状としては、
- 高血圧
- 片頭痛
- 記憶障害
- アルツハイマー病
- ドライアイ
- ドライマウス(口の渇き)
- 緑内障
などがあります。
コリンを含む食品
コリンを含む食品としては、
- 卵黄
- 緑黄色野菜
- レバー
- 大豆
などです。
※水溶性なので毎日補充が必要(レシチンは脂溶性)
コリンが不足する原因
コリンが不足する原因としては、
- 肝臓機能の問題(コリンを分解するコリンエステラーゼは肝臓で作られます。悪性貧血、腎臓障害、糖尿病、甲状腺機能亢進症(バセドー氏病)などによりコリンエステラーゼが多くなりコリン不足になることがあります⇒脂肪肝になる)
- 抗コリン作用のある薬剤の使用(アセチルコリンを抑制する抗コリン作用を持つ薬の影響でアセチルコリンが作れないケースがあります。)
- 摂取不足
等が考えられます。
コリンサプリメント
口が渇くドライマウスの原因はコリン不足だけではありません。原因不明の口の渇きでお悩みの方、是非ご相談ください。