こんにちは。大阪府池田市の整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
世の中には、西洋医学を全否定する方もいれば、西洋医学を全肯定する方もいます。
わたしは・・・
どちらでもありません。
西洋医学を全否定してはいけません
jarmoluk / Pixabay
例えばワクチンの話しがあります。ワクチンを一生懸命推奨しているお医者様もいれば、全否定しているお医者様もいます。
私は・・・どちらでもありませんし、娘にもインフルエンザ以外の予防接種を受けさせています。
ただし、娘に何か起こっても悪いのは私という思いで受けています。
おそらく予防接種には副作用があります。ほとんどはアレルギーか自己免疫疾患でしょう。
１００万人に１人から１万人に１人くらいは重篤な症状を起こす人もいるでしょう。
でも何が起こっても因果関係が証明されることはありませんし、訴えても勝てる見込みはありませんし、勝てない勝負を弁護士さんが引き受けることもないと思います。
「効果はありますよ。病気を防ぐことはできます。でも１万人に１人副作用があります。１万人に１人ですからメリットのほうが大きいですよ。でも副作用が起こっても保障はできませんよ」という状態です。
副作用が起こっても今のところ保障はできない、というところが伝わってない気がします。
何度も言いますが私は肯定も否定もしてませんし、子供にはインフルエンザ以外の予防接種は受けさせています。
結局、ひとことでこの問題は言い表せません。
- 西洋医学では何か副作用や医療事故が起こった時に患者様が圧倒的弱者になってしまう。
- 副作用が正確に医療関係者が説明・報告されていないために、巷に流れるニセ情報まで信じてしまうひとが出てくる。
- 副作用や医療事故が起これば、ほとんどが自己責任。 ただしワクチンには副作用があると思っています。真実は以下の記事の通りだと思うのですが、科学的に証明できないと「因果関係はない」とされてしまいます。
http://kenko100.jp/articles/140328002895/
皆様に知っていただきたいのは、西洋医学はまだまだ発展途上であるということ。
わかっていることは人体のほんの一部であるということ、そして間違いもあるということです。
ですので西洋医学で調べて問題が無いから問題がないんではないのです。西洋医学にも調べられない問題がたくさんあるんです。
例えば、動脈硬化という言葉はよく効きますが、いまのところ解剖しない限り動脈硬化を確実に診断することはできません。
肝臓の専門医の本には、毎年健康診断を受けて肝臓に何の問題がなくても末期の肝臓癌が見つかるケースもある、と書かれています。
いまだに癌の早期発見することはすごく難しく、長年胃のポリープと言われていた方が突然詳しく調べると胃がんだったなんて話しもあります。
何回もいいますが、西洋医学を否定しているわけではなく、西洋医学も発展途上でわかってないことがほとんどだということなんです。
将来的にはわかるようになるでしょう。２０代前半に体調が悪く病院に言っても精神的な問題にされてしまいましたが、本当は悪いところはあるのに、現代の医学ではまだわかっていないだけなんです。
何回も言いますが私は西洋医学を否定はしてません。
私の娘は早産で兵庫県神戸市須磨の子供病院で３ヶ月お世話になりました。
早産の子供がこうやって生きていけるのは西洋医学のおかげです。
世の中には帝王切開すら否定する人達もいますが、そのおかげで娘は生まれて来れました。
私の父は吐血したにもかかわらず肺がんを見抜けずに１年後発見された時にはもう手遅れでした。
でもそのことに恨みはありません。
発見できないガンがあることも知っているからです。すべてのガンが見つけられないということも皆様にも知って頂きたいですね。
その当時、問題になった薬を使っていましたが、副作用のあることはわかっていたので、それも自己責任です。
私自身、病気になったら薬を飲みます（胃薬・鎮痛薬・風邪薬・高血圧・高脂血症の薬は飲みません）。
その薬で副作用がでても自己責任だと思っています。
もちろんガンになったら手術で取れるものは取ります。
西洋医学を全否定する人は信用できません。こういう宗教的な人はただの人気取りです。
騙されてはいけません。医学を全肯定する人も信用できません。こういう人も前者と変わりません。
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重要なことは、人間をホリスティックに診るということ。
構造的問題がすべてではありません。
生体化学的問題がすべてではありません。
心理的問題がすべてではありません。
エネルギー的問題がすべてではありません。
霊的な問題がすべてではありません。
これらすべてを診るのがホリスティックです。
西洋医学を否定しないが、間違っているところもあるし、西洋医学以外の方法もあるよ、というスタンスが一番いいと思っています。
自分が治療を受ける際はしっかり考えてくださいね。
