こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
フィシオエナジェティックの検査項目に活性酸素の問題があります。
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私達が一生の内にかかる病気のうち9割が活性酸素による影響であるとも言われています。
ですので活性酸素は万病の元と言えます。
活性酸素を発生させる原因の5割は食生活に関するものですから、食生活を改善することは非常に重要になってきます。
活性酸素とは?
活性酸素および酸化とは何でしょうか?
皮をむいたリンゴを空気中に放置しておくと、酸素に触れて表面が茶色っぽくなりますが、これが酸化です。
この酸化は活性酸素によって起ります。
活性酸素とは、電子が一つ足りない不安定な酸素のことで「フリーラジカル」とも呼ばれています。
活性酸素は不安定な状態を改善するために他の物質から電子を1つ奪って安定しようとします。
電子が足りなくなることを酸化といいます。
化学的に言うと活性酸素は漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)やオキシドール(過酸化水素)とよく似た物質です。
活性酸素は細胞から電子を奪い酸化させて老化を早めたり、DNAを傷つけ悪性腫瘍を引き起こしたり、コレステロールを酸化させ動脈硬化の原因になったりします。
血液成分を破壊するので、免疫力を低下させます。
こんな症状はありませんか?
- 朝起きたときから肩こりがある
- 首や肩にピリピリ感がある。神経痛がある。
- 数十年にわたって慢性的な肩こりがある
- いつも頭が重たい。頭がボーっとする。
- 慢性的な頭痛がある。
- 皮膚にシミができてきた。
こんな症状がある場合は、活性酸素が大量に発生している可能性があります。
なぜ活性酸素が発生するのか?
なぜ活性酸素が発生するのでしょうか?
活性酸素は私たちが生きている限り発生しますが、下記のような問題により活性酸素の除去がうまくできなくなることがあります。
活性酸素を除去するには、日常生活を改善し、歪みを治し内蔵機能を高め、抗酸化物質を積極的に摂取することが必要です。
活性酸素の害
活性酸素の害としては、
- 慢性炎症を起こすので痛みの原因になる(関節炎(膝の痛み、肩こり、腰痛など)
- 血管を傷つけ動脈硬化や肩こり・しびれを起こす
- 代謝・エネルギーの生成に重要なミトコンドリアの機能低下
- 老化やガンの原因になる
- 男性の不妊症の原因になる
- 脳神経を破壊する。イライラや抑うつ症状など
- 膵臓の細胞を破壊し糖尿病の原因となる
- 甲状腺のや副腎の機能を低下させる
- 天候や気圧の変化に弱くなる
- 眼を傷つけ視力低下を起こす
- 赤血球を破壊し貧血を起こしたり、白血球を破壊し免疫力を低下させる
- 脾臓の機能を落としたり、免疫細胞を壊し免疫力を下げる
- アレルギーによる炎症を増やす原因にもなる
- 活性酸素を取り除くために肝臓が抗酸化物質である尿酸を大量に作る ⇒ 痛風
などがあります。
CATSはダメ!!~活性酸素を増やすもの~
活性酸素を増やすものとしてCATSがあります。
CATSは、Coffein(カフェイン)・Alkohol(アルコール)・Tabaco(たばこ)・Suger(砂糖)・Stress(ストレス)の頭文字をとったものです。
Coffein(カフェイン)
コーヒー、紅茶、緑茶、コーラ、ココア、チョコレートなど
- ビタミンB6を消費する
- ホモシステインが増え活性酸素が増加する(動脈硬化)
- マグネシウムを排泄する
- 紅茶は鉄分の摂取を妨げる
Alkohol(アルコール)
- ビタミンB群を消費する
Tabaco(たばこ)
- たばこ1本でビタミンC200mg分を消費する。
Suger(砂糖)
- カルシウムを消費する
- ビタミンB1を消費する
- 亜鉛の働きを弱める
Stress(ストレス)精神的ストレス・激しい運動
- マグネシウムを消費する
- ビタミンCを消費する
抗酸化物質とは?
抗酸化物質とは不足している電子を補う作用(抗酸化)のある物質のことをいいます。抗酸化作用のある物質としては下記のようなものがあります。
- ビタミン(ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群など)
- ミネラル(セレニウム=セレン(抗酸化酵素グルタチオンペルオキシターゼの材料)、亜鉛/マンガン/銅(抗酸化酵素SODの材料)、マグネシウムなど)
- アミノ酸(Lシステイン、グルタチオン、Lメチオニンなど)
- ケルセチン(ブロッコリー、たまねぎ、柑橘類の果物など)
- アントシアニン(ブルーベリーなど)
- 魚油(DHA・EPA)・えごま油・亜麻仁油などの必須脂肪酸
- コエンザイムQ10、アルファリポ酸などの補酵素
活性酸素に関するおすすめ本
活性酸素の恐怖―ヒトと病気の因果な関係 (PHPビジネスライブラリー)
活性酸素に関するおすすめYouTube動画
慢性的な肩こりの原因は活性酸素かもしれません。慢性的な肩こりでお悩みの方は是非お試しください。