こんにちは。大阪府池田市/阪急宝塚線池田駅の自然療法整体院【関西カイロプラクティック】院長の鹿島 佑介です。
先日このような記事を見つけました。
「私たちの腸内には100兆個もの腸内細菌が存在しているといわれています。その中で、酪酸を生み出す『酪酸産生菌』と呼ばれる菌が、免疫抑制に極めて重要な役割を果たしていることがわかってきたのです。酪酸は腸内を弱酸性に保ち、良い菌が住みやすい環境をつくるほか、アレルギーを抑える制御性T細胞をつくり、増やしていることも明らかになりました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bc29b3cc2f0db76fec38261353a55506aa2fb64 より引用
酪酸菌は重要ですがもっと重要なことがあります
では酪酸菌を摂取すれば腸内で酪酸菌が増えて健康になれるのでは、と思うでしょう。
でも実はそう簡単な話ではないのです。
ちなみに酪酸菌は日本でも販売しております。
酪酸菌『ミヤリサン』サプリメント
強ミヤリサン 330錠 医薬部外品 酪酸菌(宮入菌)配合整腸薬
酪酸菌は重要ですがもっと重要なことがあります。
酪酸菌は弱酸性環境を作る、というのは事実ですが、逆を言うと酪酸菌は弱酸性環境でないと増えない、とうことにもなります。
腸内環境がアルカリ性に傾いている状態ではこんなもの摂取しても酪酸菌が増えることはありません。
腸内を弱酸性にするのは胃酸と乳酸菌
腸内を弱酸性にするのは胃酸と乳酸菌です。
乳酸菌はえさを与えないと増えません。それは水溶性の食物繊維や野菜に含まれるオリゴ糖です。
先日このような記事を見つけました。
『「これまでは細菌を直接『殺菌』する抗生剤がもっとも腸内環境に影響すると考えられてきた。私自身もそうでした。しかし、実は腸内環境に影響するのは抗生剤だけではなかった。むしろ、抗生剤以上に影響するのは、胃薬だったのです」』
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e591f7759656e21e52b2e5dccde67baea9846d4 より引用
なぜ抗生物質より胃薬の影響の方が多いのかというと、抗生物質を摂取して善玉菌が減ったとしても胃酸により腸内環境がある程度保たれれば、すぐに善玉菌が増えますが、胃薬で胃酸を抑えているとどれだけ野菜を取ってもい乳酸菌や酪酸菌えお摂取しても善玉菌が育つ環境がないため腸内環境が戻らないんです。
まずは環境が大事ということです。