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リーキガット症候群(LGS)

リーキガット症候群(LGS)とは?

最近になってアレルギー、自己免疫疾患、脳精神疾患の原因ではないかとされているのが、漏出性消化管症候群(LGS:リーキガット症候群、リーキーガット症候群)です。

小腸には表面に絨毛という小さな突起があり、さらに絨毛の表面には細やかな突起があります。ここから消化されて細かい分子になった栄養素が体内に吸収されます。腸壁の絨毛部分がで炎症を起こしてしまうと、栄養を吸収する穴が大きくなりすぎる場合があります。普通は消化できていない大きな分子は吸収しません。しかし小腸の栄養を吸収する穴が大きくなってしまうと、未消化のたんぱく質や細菌・ウイルス・重金属・化学物質などの異物までも取り込まれてしまい、アレルギーや免疫力低下、関節炎などの原因となります。

こういう大きな分子は本来血液中には存在しないので、防御のためにアレルギー反応が起きてしまうのです。また細菌やウイルスなどを取り込んでしまい感染症を起こしやすくなったり、免疫力低下の原因になります。またこのような異物や細菌の処理のために肝臓や腎臓に過剰な負担がかかります。このような症状を漏出性消化管症候群「リーキガット症候群(リーキーガット症候群)」といいます。

基本的に人は1歳までは皆、腸壁が未発達で漏出性消化管症候群(リーキガット症候群)状態です。食べたものはすべてアレルギーになりますので、離乳食はできるだけ遅くしたほうが良いのです。WHO(世界保健機構)では2歳まで母乳で育てることをすすめています。早い離乳や粉ミルクの摂取することは、子供のアレルギー疾患が増えている原因といわれています。特に粉ミルクはビオチン(ビタミンB7)が含まれていないので、腸壁が未発達のまま成長してしまうことがあります。

リーキガット症候群(LGS)で起こる症状

リーキーガット症候群かもしれません

アレルギー(喘息・花粉症・アトピー性皮膚炎)、膠原病(SLE、慢性関節リウマチ)などの自己免疫疾患、倦怠感、ふらつき、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、炎症性関節炎、慢性筋肉痛、強直性脊髄炎、肌荒れ、糖尿病、肝障害、通風、腎障害、血管障害、高血圧、高脂血症、心臓病、統合失調症、自閉症、うつ病、パニック障害、不眠症、慢性皮膚疾患、骨粗しょう症、肥満、夜尿症、ドライアイ、良性腫瘍、悪性腫瘍、食後の倦怠感・眠気、化学物質過敏症、下半身の冷え・違和感・痛み、などの疾患

未消化のたんぱく質に抗体ができてしまうとセロトニンの材料にアレルギー反応が起こるために、うつ病になります。原因不明とされる慢性疲労症候群の原因とも言われています。

異物は肝臓に負担をかけます。肝臓の機能が低下すると、倦怠感・頭重感・化学物質過敏症・アレルギー・ウイルス感染・ホルモンバランスの崩れ、などの症状につながります。
※腸自体には自覚症状の全くないケースもあります。(腹部の症状、便の状態など)

リーキガット症候群(LGS)の原因

こういう方は腸壁に炎症を起こします。

  • 胃酸、胆汁や膵液などの消化酵素不足(腸内環境を悪化させます)
  • 抗生物質をよく飲む人( 善玉菌が減少し、悪玉菌が増えます)
  • 消炎鎮痛薬をよく飲む人(粘膜に炎症を起こします)
  • 女性ホルモン剤(ピル)を服用している人(悪玉菌のエサになります)
  • 甘い物(白砂糖を含む食品)をよく食べる人(悪玉菌のエサになります)
  • アルコールをよく飲む方(悪玉菌のエサになります)
  • キシリトール製品の摂取(善玉菌が死滅します)
  • カフェイン飲料をよく飲む方
  • 牛乳などのアレルギー誘発物質の摂取
  • 動物性たんぱく質の過剰摂取
  • 必須脂肪酸欠乏症
  • 悪い脂質の過剰摂取
  • 食べ過ぎ
  • ミネラル不足(亜鉛、マグネシウム、モリブデンなど)
  • ビオフェルミンの多用(胃酸を中和する薬剤が入っています)
  • 胃薬(制酸剤)の多用
  • 便秘(マグネシウム不足、食物繊維不足、水不足)
  • 寄生虫感染
  • バクテリア・細菌感染
  • カンジダ菌感染
  • 重金属の蓄積
  • ビオチン欠乏症(先天性・遺伝性・粉ミルク・喫煙・アルコール)
  • 乳幼児期の粉ミルク(ビオチン欠乏により腸壁が未完成のまま成長)
  • 乳幼児の早すぎる離乳食、早すぎる牛乳の摂取
  • 未熟児

こういう方は、腸内の悪玉菌や細菌が有害物質を発生させ、その有害物質が腸壁にダメージを与えたり、カンジタ菌などが繁殖し腸壁に穴を開けてしまったり、ということが起こります。

日常で気を付けること

  • 甘いもの・炭水化物(精製白米・パンなど)アルコール・カフェイン飲料・乳製品を控えましょう
  • 動物性脂肪や炭水化物を減らし、発酵野菜(漬け物)、生野菜、海草、ほうれん草、ブロッコリー、質の良い脂質(必須脂肪酸)をしっかり摂りましょう。食べ過ぎは腸内環境を悪化させます。
  • キシリトール製品は避けましょう
  • 水を1日1.5~2リットル摂取しましょう。
  • 抗生物質やステロイドの多用には注意しましょう。
店舗情報
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投稿日:2016年11月30日 更新日:

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